アフター・トークのゲストが決まりました。
各40分程度、『さようなら、シュルツ先生』やMODEの創作についてざっくばらんにお話しします。終演後、お時間のある方はぜひお気軽にご参加ください。お待ちしております。
〇10月19日(土)15時の回の終演後:西堂行人さん(演劇評論家)
〇10月23日(水)15時の回の終演後:高橋宏幸さん(演劇評論家)
2024.10.18(Fri)〜27(Sun) 座・高円寺1にて『さようなら、シュルツ先生』を大幅に改定して、リニューアルします。
詳しくは、下記チラシをご覧ください。
MODEが本年10月に座・高円寺1で改訂・再演する『さようなら、シュルツ先生』への出演者オーディションを兼ねたワークショップを実施します。名付けて【MODEドラマスクール】です。新しい作品作りに意欲的に参加してみたい方、公演には参加できないがMODEの創作方法を体験してみたい方、奮ってご応募ください!
上記の講座は「俳優のためのブラッシュアップ講座」と位置付けます。
演じることの愉しみを誰にでも実感していただき、「経験者」になってもらうための未経験者およびシニアの方のための「演技体験ワークショップ」の講座を6月以降に開講いたします。どうぞこちらの方もご期待ください。追ってお知らせいたします。
昨秋のMODE再起動公演『さようなら、シュルツ先生』は無事終了いたしました。ご来場いただきました皆様には心より感謝いたします。7年ぶりの東京での公演、果たしてお客様が来て下さるのか、ドキドキハラハラしておりましたが、お陰様で連日、客席はほぼ埋まり、ひと安心いたしました。とても嬉しかったです。
久々のMODE公演でしたので、せっかくですから題材も新たに挑戦する作家のものを取り上げてみました。ブルーノ・シュルツの作品はかつて何度も取り上げましたフランツ・カフカ作品と共通点があります。東欧のユダヤ系の「マイナー文学」であること、ほぼ同時代を生きたという点が同じです。しかし、表現の仕方も物語のスケールもずいぶんと違った傾向を持っています。そのシュルツの作品群と戯れてみました。いかがでしたでしょうか?昨年、おいでになれなかったお客様には今年の10月に座・高円寺でバージョンアップ版をお届けしますので是非お運びください。
さて、来る3月には前回に引き続きまして上野ストアハウスにおきまして、現代フランス演劇界の代表的な劇作家・演出家であるジョエル・ポムラの『うちの子は』を上演いたします。現代日本にもそのまま当てはまる「家族」についての作品です。
思い起こしますとMODEは旗揚げ以来、A・チェーホフ、T・ワイルダー、T・ウィリアムズと「家族」という枠組みをベースにしたテキストを扱うことを得意としてきたのでした。カフカの『変身』も言わば家族劇です。
さて、今回の『うちの子は』にはどのような家族が登場し、どのようなドラマを見せてくれるのか、どうぞご期待下さい。本年もMODEをよろしくお願いいたします。
2016年3月「あなたに会ったことがある・4」(上野ストアハウス)の公演をもちまして、活動を休止しておりました演劇集団MODEは創作活動を再開いたしました。この11月に7年ぶりの東京での公演を実施いたします。
2020年、伊丹市AI・HALL現代演劇レトロスペクティヴ MODE『魚の祭』(作/柳美里)で活動再開したのですが、コロナ禍の為に活動を持続できませんでした。その後、2022年大阪の劇場において『お前は誰にも似ていない』(作/J・C・カリエール)、『見よ、飛行機の高く飛べるを』(作/永井愛)の2作品を関西の俳優・スタッフたちと上演しました。そして今年、MODEと主宰の松本修は東京へ戻ってまいりました。
MODEにとっては馴染の小屋、上野ストアハウスでゆっくりと公演活動を再起動させます。MODEの原点に帰り、戯曲に頼らず「劇をゼロの地平から作り上げる作業」に拘ります。再出発のMODEにどうぞご期待ください。